ホーム >> 事例紹介 >> 協力事例>> 超完全自動配電変圧器試験システム - 俊朗電気の導入事例

超完全自動配電変圧器試験システム - 俊朗電気の導入事例

【導入文】2026年4月、Nanke電気は温州俊朗電気向けに超全自動配電変圧器試験システムの導入・稼働を完了し、全品種の変圧器について全自動の出荷前品質検査を実現することで、企業の品質向上と効率化を支援しました。
【キーワード】 Nanke電気、俊朗電気、変圧器試験システム、全自動検査、電気設備の品質検査

一、プロジェクト概要

本プロジェクトでは、Nanke電気によって俊朗電気有限公司向けに試験設備の納入・据付・調整および稼働開始までを実施しました。俊朗電気は2009年に浙江省温州市楽清市で設立され、高圧・低圧電気機器の研究開発・生産・販売を専門としており、S20シリーズ省エネ変圧器やScb13エポキシ樹脂注型乾式変圧器などを主力製品としています。

従来の変圧器検査は操作が煩雑で効率が低いという課題を解決するため、当社は同社向けに超全自動配電変圧器試験システムを導入し、企業の変圧器出荷前検査要件を満たしました。

二、最大試験能力

本システムは周波数50~60Hzに対応し、異なる電圧・容量・インピーダンス特性の変圧器検査を実施できます。適用範囲は広く、具体的な仕様は以下のとおりです。

高圧6kV、低圧0.4kV/0.8kV、最大試験容量3150kVA、適応インピーダンス4%~6%

高圧10kV、低圧0.4kV/0.8kV、最大試験容量6300kVA、適応インピーダンス4%~8%

高圧20kV、低圧0.4kV/0.8kV、最大試験容量6300kVA、適応インピーダンス5%~8%

高圧35~38.5kV、低圧0.4kV/0.69kV/0.8kV/1.14kV、最大試験容量6300kVA、適応インピーダンス6%~10%

単相変圧器:定格容量333kVA以下、高圧側は34.5kV・23kV・13.8kVに対応、低圧側は0.48kV以下、インピーダンス電圧2%~6%

 三、試験項目

本システムは高い統合性を備え、変圧器の六大常规検査項目をワンストップで実施でき、出荷前の必須検査内容を網羅しています。

(1)変圧器無負荷試験

(2)変圧器負荷試験

(3)変圧器誘導試験

(4)変圧器温昇試験

(5)変圧器局部放電試験

(6)変圧器工頻耐圧試験

四、プロジェクトの特長

(1)全工程が自動化されており、一度の配線で全項目の検査を完了できるため、品質向上と効率化が顕著です。

システムは一度の配線で全行程の接続作業が不要です。作業員が変圧器の容量や電圧などの基本パラメータを入力すると、機器が自動的に変流器の段位切り替え、調圧器による昇降圧、試験プロセスの実行を行います。試験データは全行程自動記録され、試験終了後には直接検査報告書を出力できるため、人的作業を大幅に削減できます。

(2)スマートなデータ管理により、検査結果は高精度かつ追跡可能

機器には高精度のデータ収集モジュールと電力分析ユニットが搭載されており、電圧・電流・電力・周波数・インピーダンス・損失などの試験データをリアルタイムで表示します。定格運転条件や標準温度下でのデータ換算も自動的に行えます。システムはデータのロック、ローカル保存、履歴照会にも対応しており、製品品質の追跡や資料の保管に大いに役立ちます。

(3)高い汎用性で全種類の製品検査に対応

システムの電圧・容量・インピーダンスの適応範囲は広く、企業のS20省エネ変圧器やScb13乾式変圧器など主流製品にも対応可能です。また、単相変圧器の検査もサポートしており、一台の設備で工場内の日常的な品質検査業務をまかなえるため、実用性に優れています。

五、稼働情報

顧客企業:俊朗電気有限公司

稼働開始時期:2026年4月